釣時々仕事

先日、BLAST-12の車検に行ってまいりました。



基本のすべてのボルトのチェックから行い灯火類へ・・・

緩んでいるボルトも数本あったので締め付けて。

灯火類チェック！

まずテールから・・・

右OK・・・・左O・・・？Kではないぞ！

LEDランプなので一個でもきれていたらOUT！

中心部分が縦に4個球切れ

LEDはいいかもしれませんがこういう時は若干やっかいですね・・・

電球を替えれば済むという話ではないので・・・

部品を頼んでいたら少々時間が掛かるのでとりあえず代用品にて車検を済まし後日交換となりました。

他の灯火類は問題なし。


これにて検査場にGO


書類を済まし検査レーンへ

あれこれ見られOKをもらい


書類を済まし帰宅。

オーナーさんの気になるところを整備に・・・

まずはトング部分の配線



最初に組み立ての際にトングの中に入れたかったらしいのですが入らなかったとのことなのでこれを入れていきます。

電気屋さんのような道具があればこのままでも入れられるのでしょうが・・・

そういう訳にはいかないので、トングをばらしていきます。



ばらしたら中に硬くて柔らかい棒？を入れていき線を巻きつけて出していきます。

せーの！よーいよい！（現場の電気屋さんみたいに）って感じで

中を通したらトング組みなおして終了。



そして次の前に・・・

どうしても気になったサイドブレーキレバー・・・オーナーさんからは言われてませんが気になったので直します。

レバー全体が曲がっているのでこれを直していきます。

曲がったまま曳いていたせいかノッチ部（カリカリって言う所）が削れてかかりが甘くなってきているのでこの部分をつつくのに

ばらしました。

再びこの画像

これは修理後の画像ですね。




次はベヤリングのグリスを何もしていないという事なのでグリスの抜き換えです。



ハブキャップを取った所です。

やはり水が入るのか白濁ってますね・・・・まだユルユルグリスにはなってないのですが走行には重要部分なので

抜き換えて新しいグリスにします。

まず古いグリスを取る・・・・なかなか取れませんがなんとか・・・



グリス取ってやっと見えたアウターベヤリングです。

ナットを取り



これはグリス拭き取ったスピンドル部（軸）です。この中の古い物も出していきます。

新しいグリスを入れて古いのを押し出します。



新しいのが出てきたらOKですね。

さて！こいつですよ



古いグリスたっぷりですよ

悪戦苦闘しながら取り除きます。



アウターベヤリングとナット等は先に洗っておき



綺麗に取ってやりました

インナーベヤリングはオイルシールを取らないと外れないのでこのまま掃除しました。

オイルシールは取ってしまうと当たりが悪くなりグリス漏れが発生してはいけないので触らないようにします・・・。

綺麗になった所で戻していきます。



これで新しいグリスの挿入・・・・違う！注入！

私小さいほうのグリスガンを使っているのですが入る入る！



ベヤリングに見えてきたら・・・

ハブキャップを取り付けて引き続きそうにゅう・・・・・いや、注入！

両軸で3本も入ってしまいました！

大きいのが要りそうです・・・・。



回しながら入れていきハブキャップラバ-をして終了！

ちなみにグリスはウレアグリスを使用です。



これにて整備完了です。

皆さんもベヤリンググリスをたまには見てやってください。

大変な事になっているかも・・・・・・しれませんよ。。。